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体内時計って、どんなもの?

たまには、タイムリーな話題について書こうかと思います。

今週、世間をにぎわせた話題の一つに、ノーベル賞があると思います。

今回のノーベル生理学賞は、体内時計に関する研究でした。

その内容について、調べ、自分の目線で簡単にまとめてみました。

 

 

昔からよく言われる『腹時計』も含め、日々の生活の中では、『何となく何時くらい』という感覚で時間を感じることも多いと思います。

その『何となく』という感覚が、まさに体内時計のことで、『概日(がいじつ)リズム』と言うそうです。

 

概日リズムは、私たちの体を作っている細胞一つ一つが持っているようで、時間の長さも微妙に違うらしいです。

微妙にずれる時間を体内で1つにまとめているのが『マスタークロック』というもののようです。

 

マスタークロックの正体について調べてみましたが、こちらは、ちょっと難しい(マニアックな?)話になってしまいます。

脳内の視床下部(ししょうかぶ)という部分の視交叉(しこうさ)の真上にある視交叉上核(しこうさじょうかく)というところで概日リズムを1つにまとめているそうです。

つまり、マスタークロックの正体は脳の視交叉上核のことになります。

視交叉上核は、脳の器官の中でも非常に小さい部位らしいのですが、神経細胞が非常に多く集中していて、睡眠や体温、消化活動などの生命活動を調節するはたらきがあるのが特徴だそうです。

そして、視交叉上核は、主に光によって調節されているそうです。

調節ができない状態でのヒトの概日リズムは、多くの場合、実際の1日よりも1時間長い25時間くらいになるそうです。

その1時間のズレを修正するためにも、朝起きたら、朝日を浴びるといいそうです。

実は、夜にPCや携帯電話を使用することでブルーライトを浴びてしまうことが不健康につながるという話もここにつながります。

視交叉上核を調節するのは、光の中でも青色の波長(=ブルーライト)のため、本来、日が暮れたあとの時間にも青色の波長の光を浴びてしまうと、昼間だと勘違いしやすいということのようです。

 

また、もともと、細胞の一つずつで概日リズムを刻んでいるので、ヒトに限らず、他の生物も、それぞれの『体内時計』を持っていることも分かっているようです。

 

 

調べてみると、本当にたくさんの資料や考え方があり、ここに書ききれないです。

今回は、ほんの一部ですがまとめてみました。

 

こういった内容の研究は、今では、たくさんの学科で研究されています。

中学から高校、高校から大学へ進路を決めるときの材料の一つになればいいなと思い、今回は紹介してみました。

 

また、進路を選べるよう、確かな学力を身に着けることも大事ですね。

11月に行われる校内テストまで、あと1か月になりました。

テスト対策をお考えの方、お気軽にお問い合わせください。

 

 

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