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牛乳パックには本当に1L入っているのか?【下土狩駅前校/駿東郡】

皆さん、牛乳はご存じでしょうか?

学校の給食、朝のお供、その他諸々・・・

 

カルシウムの不足を補うだけでなく、多くの場面で使うことのあるこの牛乳ですが、

実は静岡が発祥の地である

ということは知っていますか?

 

伊豆にある「玉泉寺」というお寺に「牛乳の碑」というものがあります。

時代は江戸時代。ペリーによって開国が始まり、伊豆の下田が港として選ばれました。

その際、アメリカ総領事のハリスという方が、下田にやってきて駐留していたのですが、

ある日、病気になってしまいます。

その時、彼が言ったことが「牛乳が飲みたい」。しかし、この当時、日本には牛乳はない。

そのため、様々な所の牛から乳を集めて簡易的な牛乳をこしらえて飲ませた。

これが、静岡での牛乳の起源だそうです。

 

そんな静岡とも関係深い牛乳でございますが、学校の授業である物議が起こったようです。

それは、

「牛乳パックの容積に対して、1Lはいることは不可能なのではないか?」というもの。

1Lの牛乳パックの大きさは縦7㎝ 横7㎝ 高さ19.4㎝

計算すると、950.6㎤ 

 

…確かに足りない!!

 

しかし、表示は1L・・・。

 

これはもしや騙されている?

 

そんな疑問が沸き上がったようです。

 

ちなみに牛乳の販売を手掛けている森永さんの回答としては、

「紙パック自体は確かに、1L入る容積はない。しかし、牛乳を入れるときに、圧力がかかり、胴部分が膨らむため、1L入れることができる。そのため、しっかりと1L入っている」とのこと。

 

たまたまニュースで取り上げられていたのですが、個人的に感じたのは、「よく子供たちはそこに目を付けたな」

ということ。正直、20年以上生きてきて、授業で出てきたからといっても、牛乳パックの大きさも知らなかったし、容積に対する表示に関して、気にしたこともありませんでした。

 

専門家の方は、このことに対して、「食品表示に対する関心が高まってきているのではないか」とおっしゃっていました。

 

最近食品偽装や食中毒、国産と外国産など、取り上げられることもあったので、そういったニュースを見てなのかそれらを題材にした学校での教育の賜物か、はたまたダイエットに対する関心からくるものなのか、

はっきりしたことは分かりませんが、そういうちょっとした疑問を見つけ出す、そして解決する姿勢は素晴らしいなと感じました。

 

塾でもそうした豆知識的なものをやってみても面白いだろうし、そうした学ぶ姿勢は見習わなければならないなと思いました。

 

問題発見能力と問題解決能力、国が育てたいこれらの力は、きっとこうした身近な疑問を取り入れる、解決することを通して育まれるのでしょうね。

 

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