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人の印象について【静岡本通校/葵区】

心理学のハロー効果(halo effect)とは、思考を歪めるもののひとつであり、肩書や学歴、年収や身長、外見などのある一つの特徴から、無意識のうちに相手の評価を高めてしまう効果を意味します。後光効果ともいいます。

 

そして「ハロー効果の例」として、以下のようなものがあります。

  • 宿題を普段やっていない生徒が宿題を実施してきてスゴイ褒められる
  • 真面目な生徒が宿題を忘れてスゴイ怒られる etc

 

また肩書や年収だけではなく、外見からもハロー効果は表れます。

高級ブランド品を身につける、身長が高い、イケメン、美人などといった見た目だけで、性格も良いに違いない、仕事ができるにちがいない、将来も有望だろう、と無意識のうちに高評価してしまうのです。

 

自分を実力以上の印象を与えることができる心理テクニック「ハロー効果」を有効に使えることができれば、相手に好印象を持ってもらえることも期待できます。

 

何かひとつ「自分といえばコレだ!」というものを持っていると、相手に好印象を与えられるきっかけになり、覚えてもらいやすくもなります。

ただし、上で紹介したのはポジィティブ・ハロー効果と呼ばれるプラスの印象を与えるものであり、逆に望ましくない面を1つ持っているだけでも、全体の評価が下がってしまうネガティブ・ハロー効果もあるので注意が必要です。

 

これを踏まえ、最後のテスト直前にゴマすりをしたりしても人の印象って変わり辛いってことですね。

最初にネガティブな印象を先生に与えてしまわないよう、しっかりと提出物の期日を守ったり、あいさつをしたりしましょう!!

 

ピグマリオン効果

 

ハロー効果のついでに、相手をほめる、期待することで、良い結果を出せるようになる「ピグマリオン効果」もご紹介しておきましょう。

「ホメる」という行為は、相手の自己拡大につながり、ポテンシャルに意識を向けさせる効果があります。

ほめられることにより「もっとがんばろう!」や「期待に応えよう!」とモチベーションが上がるため、結果もついてくると考えられています。

また心理学では、元々持っている才能をほめるよりも、費やした努力の量や、そこに至るまでのプロセスをホメたほうが、モチベーションを維持できることが分かっています。

心理学者キャロル・デュエックは、子供たちを2つのグループに分け、簡単なパズルを行った実験を行っています。

400人の小学生を対象に、簡単なパズルを解かせ、ひとつのグループには「才能」をほめ、もう片方のグループには「努力」をほめました。

次に、新しいパズルに挑戦させ「簡単なパズル」と「難しいパズル」のどちらがよいか尋ねました。

すると、才能をほめたグループの大半が「簡単なパズル」を、努力をほめたグループの大半が「難しいパズル」を選んだのです。

反対に叱ったり、マイナスのイメージを与えることによって、実際に結果も悪くなってしまうことを「ゴーレム効果」と呼んでいます。

何をやっても続かない子供に対して「どうせまたあきらめるだろう」と批判的に接するよりも「いろいろなことに興味があっていいね」とほめることが大切です。

落ち込んでいる人に対して、失敗したことを責めるよりも、チャレンジしたことをほめることで、次の良い結果へ繋がります。

 

子供に対し叱るよりも褒めて伸ばしていくほうが効果的ということですね!

小さなことでも褒めていくことで本人のモチベーションにも繋がります!ご自宅でも小さなことでもいいので褒めてあげましょう!!

 

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