映画から学ぶ公民教育【馬渕校/駿河区】
投稿日:2018.12.07
公民では様々なことを学ぶことができます。
政治や自分たちの暮らし、人権などなど・・・。
私たちが集団の中で生きていく中で考えなければならない、
また社会の中で知っておかなければならないことがたくさん
詰まっている分野となります。
しかし、それゆえ学ぶことも多く、学び方も様々です。
クラス全体で模擬裁判を行ったり、グループを作ってその中で話し合ったり、
その単元にあった学び方、子供たちに体験してほしい活動があり、
工夫の求められる分野でもあります。
その公民の授業ですが、とても面白い試みの授業を見つけました。
それは、ビデオを使った授業です。
しかも、監督本人が教室を訪れ、クラスで議論をしていくというものでした。
第2次世界大戦期に、ドイツの脱走兵が実際に起こした事件を題材としたものと
なっており、登場人物の行動に関してや、その当時の状況、問題の所在や責任はどこにあったのか
といったことを討論していく授業となっていたようです。
戦争の中で行われていた独裁政治、戦争犯罪やナチスは果たして特定の者だけの責任なのか、
疑問を抱きながらも、そのことに従った理由は何なのか・・・。
映画の内容に関しては、詳しくは触れませんが、
実際の出来事を映画の中で体験し、当時の様子を想像しながら、現在の自分たちとの考えと
照らし合わせていく中で、議論を行い、また、それを実際に映画を作成した監督と意見を交える
ことで、より深い考えへと導いていく。
近年話題の主体的な学びというところでもそうですが、お互いに意見を出し合っていく中で、
様々な考え方い触れる中で、尊重し、自分の意見と合わせてくことで、新しい考えを生み出す。
また、実際にディスカッションをする中で、何を話していくか、どういった順番で話していくかなど、
豊かな創造性と思考力も同時に養う。
たった一つの授業ですが、こういった様々な工夫、つけさせたい力をつけさせる
多くの試みがなされており、非常に素晴らしい授業だと思います!
教育改革の流れとは言え、自分たちが受けてきた授業とは、大きく変わってきており、
こういった授業を私たちも学んでいかなければならないなと思いました。
次┃の┃ヒ┃ー┃ロ┃ー┃は┃キ┃ミ┃だ┃!┃
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