近づく2020年問題【大浜街道校/駿河区】
投稿日:2019.02.16
2045年問題をご存知の方も多いと思いますが、2020年問題はご存知ですか??実は来年起こるかもしれない問題がいくつかあります。予想される2020年問題の5つを整理してみたいと思います。
少子高齢化
少子高齢化に伴い企業の役職あるポストにバブル期・団塊の世代以降の高齢者がつき、従来であれば管理職などポストに置かれるはずの社員が、人件費削減やポスト不足のために昇進できなくなっています。その為、所得が増えないため若手のモチベーションは下がり、1つの企業で長く働くことを辞める傾向が強くなります。
グローバル化
2020年のオリンピック開催に向けて、海外からの移住者が増加しております。グローバル化に伴い企業なども体制や方針の変更、文化の違いの認知などの用意をしなくてはいけないでしょう。グローバル化が進むと日本人というブランドは無くなり、「個人」の能力が重視されます。その為、能力の高い外国籍の人の方が採用されやすくなる恐れが出てきてしまいます。
資産価値激減
少子高齢化が進むことにより、マンション管理や修繕が行き届かなくなり老朽化が進みます。また、新しいマンションが建つが若い世代の所得低下の影響で人気がなく、空き住戸や転居が多くなり、スラム化を引き起こしています。その為、マンションの価値自体が暴落して、資産価値が激減する可能性があります。
非正規社員増加
厚生労働省の調べによると、民間事業者に勤める労働者のうち非正規社員の占める割合が4割の大台を超えました。年々、非正規社員が増加傾向にあり、2020年には5割を超えるのではと言われております。非正規社員の内、28.4%が25~34歳で、やむなく非正規社員になっているとの回答もあります。正社員として働く機会が見つからず、不本意ながら非正規社員で働くしかないケースが増えています。また、労働法改正に伴い、非正規社員も正規社員同様の扱いを取らなくてはなります。その為、非正規雇用と正規雇用との差が無くなり、非正規雇用のままでも問題がないと考える人が増えた事も要因の一つとされています。
無くなる仕事が多い
2020年には、約30もの仕事が無くなるのではないのかと言われています。これは、AIなどのロボット技術や自動化技術が発展したこともあります。2045年問題にも掲げられていますが以下の仕事がなくなる可能性が高くなっています。
電車の運転士 :センサーやGPS技術の進化により、決められたルートだけを走る乗り物の開発が可能
レジの店員 :個体識別のタグやコードを商品に搭載することにより、電子カードで会計を自動化出来る
新聞・郵便配達員:ペーパーレス化に伴い、電子媒体に置き換える動き
農家 :TPPの影響によりコスト競争に負け、離農者が続出されると予測される
交番の警察官 :監視カメラやセンサー、ビッグデータの技術の発展により、お巡りさんの仕事が激変するため
以上5つの2020年問題を取り上げましたが、激変の可能性がある年を前に、皆さんは何を準備しますか?少子高齢化やAIの時代に移り行く中で、学習は若い世代だけでなく、我々大人も必須になります。時代に取り残されない工夫が必要ですね。
個別指導学院Hero’s大浜街道校