質問の仕方💭【馬渕校/駿河区】
投稿日:2019.06.28
普段の授業の中で、生徒から質問をされることが多々あります。
もちろん、問題だけでなく、おしゃべりをしている中でも質問は生まれるのですが…
今回は、勉強での質問をされて、困ることについて書いていこうと思います。
「勉強の質問を受けて困るなんて言っていいの?」と思われしまいそうですが、
今回お話しするのは、質問の具体的な内容がどうこうといった話ではありません。
一般的に見ても、これに答えるのは大変だな…と思われる質問についてです。
例えば、分からない問題が出てきたとしましょう。
その問題について、「先生、この問題がわかりません」ということは簡単です。
しかし、その質問をされたとき、先生はまずどこがわからないのかをヒアリングしなければなりません。
その後、その問題のどこまでがわかり、どこからがわからないのかも聞かなくてはなりません。
それが終わって初めて、その問題の解き方や解説をすることになるのです。
それでは、時間がかかってしまいますし、分かることまで説明してしまっては時間の無駄になってしまいます。
この場合、質問する生徒は、自分がこの問題のどこまでが分かっていて、先生に教えて欲しいところはどこからなのかを
自分で説明出来なければなりません。
先生に問題すべてを丸投げ、というのは、自分のためになりませんし、効率的ではないということですね。
また、「先生、〇〇について教えてください」といった場合も、内容によっては難しいことがあります。
もちろん、答えられないわけではないのですが、果たしてその用語のどこからどこまでを説明しないといけないのか…
という事態に陥ります。
素因数分解だったのなら、素因数分解のやり方なのか、それを使った計算なのか、それとも意味からなのか…
用語によっては様々な方向から疑問を訴えることができてしまいます。
こういった場合も、「〇〇がどういう理由でどこまでしかできないので、ここから教えてください」という質問ができれば
先生は無駄な質問や悩みを持つこともなく、スラスラ教えてくれるでしょう。
ここまでの内容では、「自分でそこまで考えないといけないの?」と思われるかもしれません。
しかし、先生も人です、万能ではありません。
皆さんが考えていることが手に取るように分かるわけではありませんので、優しい先生なら一から説明しようとしてくれるはずです。
それでは質問をしにいった意味がないのです。
せっかく質問をしに行くのですから、自分が答えてほしい、知りたい内容がパッと来て欲しいですよね。
その為には一度、先生の立場になって考えてみることが需要です。
この質問をして、自分がどのような回答が欲しいのか、一度、整理してから聞きに行きましょう。
そうすることによって、先生にも負担をかけませんし、自分自身にもわからないことを整理して苦手なことは何かというまとめや
無駄な説明を聞く時間が無くなり、一石二鳥な質問ができるというわけです。
まずは試してみましょう!
意外と、今までの解説時間より早く終わったとか、すぐに理解できた!ということがあるかもしれませんよ。
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