古墳!【三島校/三島市】
投稿日:2019.07.16
先日、大阪の「百舌鳥・古市古墳群」が。ユネスコ世界文化遺産に登録されました。
読み方としては、「もず・ふるいちこふんぐん」です。
これにより、日本の世界文化遺産への登録は、7年連続19件目となりました!
これらの古墳、古墳群というだけあり、堺市・羽曳野市・藤井寺市の3市にまたがるかなり広範囲な世界遺産となっています。
そもそも古墳とは、古代において有力な権力者であった人のお墓のことです。
日本一大きな古墳として、今回の古墳群に含まれる、「大仙陵古墳」(だいせんりょうこふん)が有名ですね。
この古墳は、仁徳天皇のお墓だと考えられています。
考えられているというのは、未だに中にだれが眠っているのかを調査できていないということです。
大仙陵古墳は、その形状から「前方後円墳」と呼ばれています。
これらの知識は、中学校までの社会で習いますね。
一般的知識としてかなり有名なこちらの古墳。
寧ろ、今までなんで世界遺産になっていなかったんだろうと思われる方もいるかもしれません。
それは、これらのほとんどが、昔の天皇や皇族のお墓にあたる、ということが言えます。
あまり知れてはいませんが、全国にある、こういった古墳は、天皇家の周りを管轄する、宮内庁が管理しています。
その為、毎年墓参りやお供えなども行われているそうです。
こういった経緯もあり、宮内庁があまり多くの観光や立ち入りを禁止にしていたのです。
しかし、世界遺産への登録になると、日本はもちろんのこと、世界中からの観光客が押し寄せてしまいます。
観光客が来て地元は喜ばしいのですが、太古の天皇を穏やかなと場所で安らかに守りたい宮内庁としては、賛成できかねる案だったわけです。
そのような中、世界遺産登録までこぎつけられたのは、自治体や住民、そして多くの研究者の努力があってこそなのです。
このような時事問題は、試験などで出てくる確率が高いです。
しっかり自分で勉強しておきましょう。
世界遺産、日本の文化1つとっても、さまざまなドラマがあります。
保護者の皆さんも、お子さんも、普段の何気ないニュースを少し深堀するだけで、日本の内情が見えてくることがあります。
ちょっとした探求心、大事にしていきたいですね。
参考になる記事や、HPをかいておきますので、気になる方は、ぜひ調べてみてください。
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