広島県の高校入試改革【北街道校/葵区】
投稿日:2019.12.24
最近、OECDの調査により、日本の子供の読解力が低下しているという話題が、
朝の番組やお昼の番組など、様々な場所で聞く機会が増えてきました。
また、大学入試の記述式に関しては、延期が決定するなど、教育改革に関する
情報が取り上げられるなど、教育に関するニュースが増えてきたように思います。
そのような中では御座いますが、広島県の高校入試が大きく変わるというニュースがありました。
変更内容は大きく上げると3つあります。
①推薦入試の廃止
②内申書の簡素化
③自己表現カードを作成、使用した面接
①に関しては、これまで推薦入試、一般入試、2次選抜と、2か月以上にわたる期間で
高校入試を実施することから、非常に時間がかかるとともに負担が大きい。
そのため、推薦入試をなくすことで、期間の短縮を図ったとのことです。
問題は②と③。内申書の内容は、名前、性別、学習の記録(3年生時の成績に比重を大きく置く)となり、
ボランティア活動や、部活動の成績は反映されないということです。
では、これらのアピールポイントが受験では全く意味がないのか?
実はそうではなく、これらのアピールポイントに関しては、③の自己表現カードに盛り込んでいくそうです。
これまでの3年間の自分を見つめ直し、自分はどのようなことをしてきて、何を学んだのか。
その学んだことを今後どのように生かしていくのか…といったことをまとめることで、自分自身の価値を
考えるとともに、将来の自分を想像する。そして、それらのことを、面接の場で、委縮することなく、
自分の考えや思いを伝える力を高める。
こういったことが狙いとしてあるようです。
高校入試のテストの問題が変更するかなどの情報はありませんが、大学入試だけでなく、高校入試でも、
将来、社会を担っていく存在になる上で、必要な力を試していく、育てていくというのが行われつつあります。
ちなみに、広島県の新しい入試の形態については2023年(現在小6の子供たち)に開始するとのことです。
他の県が着実に変化していく中で、静岡県は変わらないのか?
そんなことはありません。問題の傾向としては、記述問題が増えてきている、社会などでは地元に根差した
問題が出てくるなど、様々な変更があります。
更にここから、面接の内容、資格での加点といった改革が行われるかもしれません。
あくまでも、可能性の話にとどまっておりますが、こうした事例が出てきている以上、
私や保護者様がしてきたような勉強の仕方では、太刀打ちできない未来がやってくることになります。
ぜひ、今のうちからできることを進めていくことをおすすめします。
そして、様々な教育情報を知りたい、今の段階で不安なことがある、という場合は、お電話ください。
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