英単語の覚え方とは?【馬渕校/駿河区】
投稿日:2020.04.07
とうとう春期講習が終了しました。
学校が早期から休校となり、宿題がガッツリと出され、生徒たちにとっては
今まで以上に、ハードだった春期講習になったかと思います。
しかし、これまでの復習をしっかりと行い、また学校がストップしてしまったことから習っていなかった
範囲の学習を行い、予習を進めることができたことは、後々、大きなアドバンテージになると思います。
またそれだけでなく、いろいろと課題を見つけることができた春期講習となりました。
どういうところが課題かというと、題名にある「英単語」に関してです。
授業で文法の復習をしている中で、ちょくちょく見かけたのが「英単語」を書けない。
何が入るかはわかる、文法は問題ない、しかし、書けない。
非常にもったいないですよね?
しかも!最近のテスト傾向を見ると、長文読解や英作文の配分が大きくなってきている。
このままいくと、分かっているのに解けない⇒点数とれないという流れに・・・!
このようなことを防ぐためには、必ずやらなければならないことがあるのです。
以下、個人的にまとめた英単語の覚え方の順序です。
●英単語の覚え方の順序
①フォニックス(アルファベット読み)を覚える&書ける
②ローマ字を書けるようにする
③フォニックスの発音を覚える
④英単語を読む
⑤英単語を書く
上にちょくちょく出てくるフォニックスというものが、英単語を覚える上で、非常に重要となります。
では、フォニックスとはそもそも何なのか?
フォニックスとは、アルファベットの読み方や、単語を読むときの発音の決まり。
これにより、英単語の発音だけでなく、単語のつくりまで学ぶことができます。
ちなみに、私たちの頃は、英単語や社会の語句などは、神に何回も書いて覚えたり、よくわからない独自の読み方で無理矢理綴りを覚えたりした、ということがあるのではないでしょうか?(vacation(ヴァケーション)をヴァカティオンとかヴァカションと言ったり・・・)
しかし、これでは正しい発音を覚えることができなかったり、綴りを間違えてしまったり、覚えるのに時間がかかったりと、非常に効率の悪い覚え方となります。
まさしく、このフォニックスを覚えることは、英単語を効率的に覚えること、これが目的と言っても過言ではありません!
特に中学生で多いですが、テストでの綴りミスもしくは書けない、発音が分からない、読めない…
こうした問題を抱える生徒が多くあり、そのような事態から脱却しなければ、テストの点数が上がることはありません。
また、近年の英語教育では、ライティングだけでなく、リスニングやスピーキングの能力を含めた4技能の向上を要としております。
書くだけでなく、これらの技能を身に着けるとなると、ただの書かせるだけの暗記の英単語では、今後の英語教育ひいては高校・大学受験で太刀打ちできなくなってしまいます。
こうした事態に備え、小・中学生のうちに正しい英語を覚えることも目的の一つであります!(読める・書けるという自信が、英語の苦手意識をなくすキッカケにもなります!)。
ちなみにですが、フォニックスのルールをしっかりとマスターすれば、小・中学校で習う80%をカバーできると言われています。たとえ初見の英単語だとしても、苦労せず読むことができるようになります。
読むことができるのは素晴らしいが、「書くこととは関係がないのではないか?」と考える人がかなりいます。
ここで思い出してほしいのが、私たちが日本語を覚える時だ。
日本語でも、まず最初に「あいうえお」や「おはよう」といった言葉の読み方から学びます。
そして、平仮名、片仮名の書き方を覚えていき、その後、「ごはん」や「こんにちは」という単語を書けるように・・・。
しかし、もし、音を知らずに、意味を知らずに、いきなり平仮名を覚えたり、言葉を書いたりしたらどうなるでしょう?
・読み方が分からないからしゃべれない、そもそも教科書読めない!
・どのような場面で使うか分からない
・ただ文字を並べるだけだから覚えられない
ということになってしまいます。
まさに、今の現状です!
英単語はアルファベットをルールにのっとって並べたもの、音の組み合わせです。
その音の作りをしっかりと理解すれば、読むことができるようになり、単語を書く際にも、「こういう発音だからこのような並び順になる」というように覚えやすくなります。
長くなってしまったので、ここでポイントを押さえておきます。
・フォニックスを覚えることで、英単語の80%をカバーできること
・英語には音のルールが(フォニックス)あり、フォニックスを理解することは英単語の
読み方ひいてはつづり字のルールを押さえることにつながる
・フォニックス⇒英単語の読み⇒英単語の書きの順番で学ぶ
・これまでの「書く」英語から「読む」「書く」「話す」「聞く」の4技能を備えた英語
能力が求められるようになる
春期講習では、こういうこともあり、「英単語の発音をしっかりと聞き、音と発音、意味をしっかりと確認させることで、最後に書く練習をする」というサイクルを行いました。
すると、今まで英単語が嫌いだった生徒が、進んでやるようになり、また翔単語の量も増えていきました!
ここから継続していくことはもちろん必要ですが、学び方を変えるだけでも、大きく結果は変わっていきます。
今後もこうした取り組みは続けていきますが、ぜひ、こうした勉強に関する悩みごと等がある場合は、
ぜひ、ご連絡ください!
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