スタッフブログ

ふと思い出したこと【北街道校/葵区】

コロナの騒動も御座いましたが、受験が終わって既に約3か月が経過しました。

そう思ったのも、今の中学3年生が受験を意識し始めたのがきっかけです。

 

教室の掲示物に、去年の高校の倍率を添付しているのですが、自分の行きたいところの志願者と倍率を見てうなだれておりました。

 

約4倍の倍率。確かに数字だけ見れば、なかなか厳しい数字です。しかし、まだまだ時間はあるし、今から苦手な単元を克服していれば、合格できる実力はついてきています。

 

いろいろとそんな話をしていましたが、ふと思い出すのは、受験を終えて卒塾していった生徒たち。

 

その中でも、授業最後の日に俳句?を残した生徒に関して。

 

中学1年生の時に来てくれた子ですが、なかなか面白い子でした。

ゲームの話やお笑い番組の話などをしてくる子で、おそらくこの3年間で、そういった話をしたことがない日がなかったのではないかと思います。

 

復習するべきところは多くあり、かなりきついことを言う時もありましたが、めげずに最後までついてきてくれました。

 

学校も無事志望校に合格しましたが、俳句を書いてくれた時に、こんな話をしてくれました。

 

ちなみにその俳句がこちら

 

「中学3年生に上がって、勉強もかなりきつくなって、正直辞めようかなと思ったこともあったけど、溜めたらどうなっちゃうんだろうっていう不安もあった。けど、それでも一つずつ分かることが増えていって頑張ることができた。点数とかも、伸びないこともあったけど、頑張ってよかった。」

 

ありふれた話ではあると思います(ちょっと省略しました)。

 

しかし、そういうことを言う生徒ではなかったので、正直びっくりしました。

 

受験という今まで経験したことのないものに直面して、今まで気にしていなかったことが気になったり、焦ったり、挫折しそうになったり、思い通りにならずイライラしたり・・・挙げたらきりがないですが、その子もまた、そうしたことに悩んでいたのです。

 

そういう局面をどう解決していくか?

 

相談に乗ってくれる人、安心できる環境、自分の成長を一つ一つ実感すること、そうしたことが積み重なって、自信につながり、乗り切ることができるのかなと、その時、改めて感じました。

 

あれをやれこれをやれ、そうすれば受かる

命令するのは簡単ですが、心にある不安を解消できるわけでもないし、ただロボットのように作業するだけの行動になってしまいかねません。

 

自分の悩みや不安を話し、一つ一つ解決し、それが結果に結びついてくる。たとえ小さなことであったとしても、それが原動力になって、いずれは・・・。

 

私の妄想と期待が入ってしまいますが、今話した生徒も、そうしたこと経験があって、俳句を書いてくれたのかなと思います。

 

今年はコロナで、状況が変化しています。そのような中で、安心できる、自分の目標を達成できる、そのような状態に持っていけるよう、改めて行動していく必要がありそうです。

 

そんなことをふと考える、きっかけとなりました。

 

果たして、今年も俳句を残してくれる生徒は現れるのでしょうか?

 

以上、何かしらの爪痕を残したいと思ってくれるように頑張っていこうと決めた今日この頃でした。

自分の教室について紹介しようとしたら、自分の話になってしまいました。

 

申し訳ございません。

 

次┃の┃ヒ┃ー┃ロ┃ー┃は┃キ┃ミ┃だ┃!┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
■□個別指導学院Hero’s 北街道校□■
   教室直通:054-246-3002

資料請求・お問い合わせはこちらからどうぞ!
まずは資料請求してみる
電話でお問い合わせる。各教室一覧へ
電話でお問い合わせる。各教室一覧へ