共通テスト 記述式断念【手越原校/駿河区】
投稿日:2021.06.25
今年初めて実施された大学入試共通テスト。
既に日程や料金等、受付期間などの募集要項に関しても発表され、高校3年生は意識していかなければならない状況となってきました。
そのような中ですが、ひとつ気になる記事を見つけました。
それは「2025年までに記述問題や民間機関の検定を試験に反映させることが困難である」というもの。
2025年というと、今の中学3年生が入試をする時ですね。
様々な話し合いが行われる中で、これまで見送られていた記述問題の導入と民間試験の導入。
大学入試改革の中で目玉となるものでしたが、結局実現は困難であるという意見に達したようです。
まだ「困難」ということで「導入の中止」にはなっていないため、もしかしたら行われるかもしれませんが、
・短期間での採点の制度を確保できるのか
・様々な条件(住んでいる地域や経済状況、障害の有無など)がある中で、受験生にしっかりと平等に実施することができるのか
といったような問題がある中で、「安心して受験できる体制を整えることは困難」であるとして、このような結果となりました。
知識重視から思考力重視のテストへ変えていくことが目的でありましたが、もう少し議論の行方を見ていく必要がありそうです。
一方で大学の2次試験などでは、記述問題の作成が行われる、あるいは実施しているところがあるため、そちらを見据えての準備は必要になりますし、学校のテストでもそうした流れがあるため、対策は必要になっていきます。
現状はっきりとしたことは言えませんが、こうした情報をしっかりとキャッチしていけるかどうかで、受験への準備が大きく変わっていきます。
これからどうなっていくのか、ぜひお子様や保護者様に置かれましても注視していっていただきたいと思います。
次┃の┃ヒ┃ー┃ロ┃ー┃は┃キ┃ミ┃だ┃!┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
■□個別指導学院Hero’s 三島校□■
教室直通:055-988-3818