成績表の内容が変わる【北街道校/葵区】
投稿日:2021.10.12
今週及び来週から学校の三者面談が始まるところが多いかと思います。
既に面談を行って内申等の結果を聞いた方もいらっしゃるかと思いますが、今回の成績表から評価の項目が大幅に変わることになりました。
どのように変わるかというと、これまで4つの観点から評価していたのが、3つの観点に集約される形となりました。
具体的に記載すると・・・
①関心・意欲・態度 ⇒主体的に取り組む態度
②思考・判断・表現 ⇒そのまま
③技能 ⇒③と④が合体し、知識・技能
④知識・理解
このように変更されました。
そして今回3つに変更されたことにより同じ成績でも、内申点が4と3に分かれるということが起こるようになりました。例えば評価が「①A②B③B」となった場合、内申点が4の生徒と3の生徒の2パターンが存在するということです。
数でいえば4つの項目から3つの項目に減ったわけですが、これは単なるひき算ではなく、一つ一つの項目における重要度がより重くなったととらえるべきだと考えます。
一つ一つ詳しく見ていくと・・・
①これまで「関心・意欲・態度」は授業での態度や提出物を期限内に提出するということがメインではありました。しかし、「主体的に取り組む態度」と変わることにより、上記のことは当たり前で、そこから更にノートを自分なりに工夫したり、間違えた問題の原因を書く、メモをするといったように、自分の学習をより良くするような活動をしていかなければならないとされています。
②と③に関しては主にテストの点数がメインとなりますが、②に関してはテストでも項目が書かれていますが、応用力が問われます。
③に関しては、これまで「技能なら技能」、「知識なら知識」と評価を分けていたものが、一つにまとめられることになります。そのためただ暗記ができればいい、知識があればいい、というわけではなく、それらを活用できるかどうかというところも評価となります。例えるならば、私たちでいえば、アクセルとは何か、ブレーキとは何か、標識の意味は何かを理解して、安全に運転ができる。子供たちでいえば、危険なものは何か、どのように実験を進めていくかといった手順を理解して、実験を安全に行うことができる、みたいな感じですかね。
あくまで例なので、必ずしも当てはまるわけではありませんが、どういった評価基準になるかをしっかりと把握しておかなければ、前回に比べて成績が落ちてしまうということが起きてしまいます。
中学3年生の生徒は11月のテストですべてが決まります。そのため、この評価からどのようなことに目を向けていかなければならないかを考え、行動する必要があります。
中学1,2年生んの生徒は、来年・あるいは再来年の準備として頭の中に入れておいて損はないでしょう。しかも、これらは積み重ねの評価となりますので、早く動いたら動いただけ評価されることになります。
少し長くなってしまいましたが、新しく変更された評価に関してしっかりと理解しておくことで、成績につなげることができるようにしていきましょう。
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