電気代が値上がり・・・【馬渕校/駿河区】
投稿日:2022.07.05
台風が温帯低気圧に変わり、天気の荒れであったり、気温上昇であったりと安定しない日が続きそうですが、夏って感じが出てきましたね。
そしてさらに夏と言えば「エアコン」。教室においても使用頻度が多くなってきております。
また家によってはトイレであったり風呂場であったりにサーキュレーター等を設置して脱水症状や髪を乾かすときにまた汗をかくなんてことを予防しようとする人もいるのではないでしょうか?
こうしたように電化製品の使用頻度が増えていく一方で、このままではまずいと思い、色々と電気代を節約するための策を講じている人も出てきております。
ただ今年に関しては、いくら昨年よりも使用頻度を抑えたとしても電気代が高くなってしまう場合があるようです。
その原因というのが「燃料費調整単価」というもの。
少し社会科の話になりますが、日本には資源がほとんどありません。そのため、燃料であったりを諸外国に頼っている状況であります。
そしてその燃料は我が国の電力事情にも大きくかかわっております。
日本では、火力発電というもので約80%もの電力を作り出しております。
細かい仕組みは省きますが、この火力発電で使用するのが石油や石炭、天然ガスといった燃料を使用することで作り出しております。
今挙げた燃料たちは、先ほども述べたように日本にはないもの、つまり諸外国からの輸入によって賄っております。
しかし、コロナによる影響、戦争による影響で燃料価格の高騰や日本への輸出が難しくなるなどしてこうした燃料が手に入りにくくなっております。
他の原因としては、福島第一原発事故による原子力発電の見直し、再生可能エネルギーの拡充を視野に入れて、火力発電を少なくして言っている動き(それでも十分多いですが)などが挙げられます。
様々な原因はありますが、今回の値上がりをざっくりと言うと、燃料の高騰により、比例する形で燃料費調整単価が高くなり、それに比例して電気代が高騰してしまうという構図ですね。
ちなみにこの燃料費調整単価はすぐに反映されるのではなく、3か月間の平均燃料単価に基づいて計算を実施し、約2か月後に電気代に反映させるとのことです。
学校では「日本の電力は火力発電や水力発電、原子力発電で作り出していて、最近は太陽光や風力などの再生可能エネルギーに力を入れていっているんだ~」という話が授業でされると思いますが、少し身近なところにも目を向けていくと、こうした習ったことの知識が役立つこともあったりします。
無理やり勉強につなげましたが、学校で習ったことの知識をもとに、「自分の周りではどんなことが起こっているんだろう」など、興味をもって取り組んでいくようにしましょう!もしかしたら記述問題や資料の読み取りで出てくるかもしれませんよ?
そして健康に影響が出ない範囲で節電もお忘れなく!!
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