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テストを実施しない学校【馬渕校/駿河区】

皆さん、テスト勉強で「一夜漬け」をしたことがありますか?

全然勉強をしておらず、テスト直前の前の日に徹夜で知識を詰め込む。一夜漬けとは違いますが、前もって対策をしていたとしても、どうしても苦手な教科でなかなか覚えられず、「全部やるのは無理だから賭けに出るか!」と、山を張ったりと、そうした経験をしたことがある人はいるのではないでしょうか?

かくいう私は、主要教科のみを勉強していて、副教科である保健体育などを後回しにし、教科書の内容を詰め込むということをしたことがあります。

テスト当日はやったところが多少出て点数は多少取ることができましたが、正直直前に詰め込んだ内容はその後すぐに頭から抜けることに・・・。

この一夜漬けや山を張るという行為、これは本当に勉強と言えるのでしょうか?

知識詰込みとなり、普段からの勉強をないがしろにする。それだけでなく、そこから学びを発展させることなく、記憶にも定着できない。

正直、意味はありません。

しかし、こうした出来事は全国で起こってしまっていることも事実です。

そのような中、一夜漬けの回避や学びの意欲を育てるべくある改革を実施する学校が出てきているようです。

 

それは、定期テストをなくすこと

定期テストは普段の学びの成果を数値として確認するためのもの。またそれらが内申点などの成績を決める上で重要になる。そのテストを廃止してもいいのか?!という疑問が出てくるかと思います。

その代替方法というのが、こまめな小テスト、発表、討論・リポート、記述問題、こうしたものになっているそうです。

 

現在、主体的に学ぶ意欲、思考力や表現力を育てる教育が叫ばれておりますが、それを確かめるための方法・機会がほとんどありませんでした。一方テストは、成績をつけるという重要な役割を担う反面、生徒にとってはそこでテストの点数を取ることを目的とした勉強になってしまい、上に挙げた問題を引き起こす要因の一つにもなってしまっている。

その中で、思い切ってテストをなくすという選択は考えついたとしても、非常に勇気のいる選択だなと思いました。

ただ、実際にそうした方針に切り替わったことで、暗記で終わらせていた勉強が、出来事の流れを意識して勉強するようになり、記述問題にも対応できるようになったなど、良い面もあったそうです。

 

ただ問題点もあり、教員の負担であったり、他の学校は一発型のテストを実施しているため、そうしたテストに慣れている生徒たちと差をつけられてしまうという心配もあるとのことでした。

 

以前、別の教室で入試改革について記事を書いておりましたが、こうした動きが全国に広がり、更には入試の形態自体が変わらなければ、たとえ効果的な教育だったとしても、受験で足かせになってしまうという危険性もあります。

 

とはいえ、まだ少ない事例ではありますが、テストの難易度が一律ではないため学校によってレベルに差が出てしまったり、成績の付け方の基準が違ったりといった問題もあります。そうしたことを是正するために現在のあり方が見直されるということは十分に考えられます。

 

ぜひ、今後ともこうした取り組みの事例などはチェックしていきたいですね!

 

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