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大学受験の流れ【馬渕校/駿河区】

先日、東洋経済オンラインにてあるニュースが出ておりました。

「推薦入試で“青田買い”に走る私大定員割れの深刻、早く確実に合格させたい親や高校の都合ともマッチする」

というものです。

 

現在、大学受験者数と志願者数の人数がほとんど同じとなっております。また、今後18歳人口は減少していくことを考えると、入学定員が志願者数を上回る時代になってくると言われております。

 

大学受験をする人からすれば、非常に嬉しい話ではありますが、大学側としては厳しい話となります。

これまでは、様々な大学に受験生が分散されていたのが、そもそもの確保が難しくなります。また、入学者数が減ると、大学の評判は落ちる、経済状況に大きな影響が出てくるなど、多くの問題も出てくることになります。

 

また、大学入試の形態に関しても、近年大きな変化が起きております。

センター試験に変わり、大学入学共通テストに変更されたことを始め、総合型選抜や学校推薦型入試など、幅広い入試形態を選択できるようになりました

今まででも推薦入試やAO入試などありましたが、センター試験利用や一般選抜入試といったものを利用する人が多かったのが、私立大学生の半数以上は、推薦などで入学しているところも出てくるなど、推薦入試が主流となってきております。

理由としては、ニュースのタイトルにあるように、総合型選抜、推薦型入試は、一般選抜に比べ時期も早くまた合格可能性が高い、自分の得意なものでチャレンジができるなど、非常に大きなメリットがあります。

「本当にそこに行きたい」「5教科7科目の対策に自信がない」「自分の得意科目に対策を絞ることができる」などといった理由がある場合は、間違いなく自分にとっては最良の選択にはなりますよね。しかも早く決まれば、それだけ安心感もありますし。

 

また、国公立・難関大学と呼ばれる学校では、一般選抜での入学の割合が依然高いままではありますが、共通テストを重視するか、共通テストの点数を何割かに抑えて二次試験の配点を高くする、といったように、大学によってもかなり違っていきます。そのため、共通テストで失敗したとしても挽回のチャンスがあるなどから、これまでは滑り止めや志望校を下げて受験するという子がいたのが、少しチャレンジをするような生徒も出てくる子が多くなる、という可能性も考えられます。

 

受験をする生徒側、生徒を確保したい大学側、二つの側から考えると、一体どういう試験の在り方が正解なのか、今後大学がどうなっていくのか、難しいところではあります。しかし、こうした様々な受験形態や受験方法があるということは、大学側が「本当に欲しい生徒」というものを発見することができたり、生徒からしたら自分に合っている、本当に学びたい大学で学ぶことができる可能性が広がる、とも考えられるため、そうした面ではいい面もたくさんあるのではないかと、なかなかに考えさせられるニュースでした。

 

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